【米国】医療過誤で眼球破裂した男性に和解金100万ドル
<アメリカ・コネティカット州ハートフォード>
退役軍人省は27日、医療過誤により視力を失った男性に和解金として925,000ドルを支払うことに合意した。
事故があったのは2007年11月。ウェストヘイヴン在郷軍人局病院で白内障の手術を受けた退役軍人のホセ・ゴンカルヴェスさん(60歳)は、担当医のミスにより右眼球破裂という大けがを負った。
手術を担当したのは、当時研修医として3年目のユー・ミシェル・ワン医師。同医師は眼球の後ろに注射すべき局部麻酔を、誤って眼球に直接注射。大量の麻酔薬を一気に注入された眼球は、そのまま破裂してしまったという。
術後、数ヶ月にわたって耐え難い痛みに苦しんだゴンカルヴェスさんは、右目の視力を回復させるべく、さらに4回の手術を受けるもすべて無駄に終わった。
手術前は屋根職人として働いていたゴンカルヴェスさんだが、片目の視力を失ったことで転職を余儀なくされ、読書やテレビを見ることにも苦労しているという。
2009年10月、ゴンカルヴェスさんは、ケガは「医師の不注意と怠慢」のせいであるとして、退役軍人省を相手に訴訟を起こしていた。
ABC
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