【続報】米国で気管切開手術を受けた赤ちゃん ついに帰宅
<カナダ・オンタリオ州ウィンザー>4/24更新
米国セントルイスの病院で気管切開手術を受けたジョゼフ・マラーシュリちゃん(Joseph Maraachli、生後15ヶ月)が、21日、ウィンザーの自宅に帰宅したことが分かった。(参照:「余命短い息子を自宅で看取りたい」家族の希望を病院は拒否)
今年2月、重度の神経障害のため自発呼吸ができず植物状態にあったジョゼフに対し、回復の見込みはないとして、病院側は生命維持装置の解除を決定。しかし、ジョゼフの最期を自宅で看取りたいと願う両親が猛反発。息子に気管切開手術を施すよう病院側に懇願するも拒否されていた。
このニュースは米国でも大きく取り上げられ、政治的発言力をもつ安楽死反対団体などがキャンペーンを行った結果、ついにミズーリ州セントルイスの病院がジョゼフの受け入れを決定。先月、そこで気管切開手術を受けたジョゼフは、当初リハビリ病院に転院する予定であったが、経過が順調なため直接の帰宅が許可された。
息子とともに医療輸送ヘリでウィンザーに到着した父親のモー・マラーシュリさんは、「とてもわくわくしています。息子と帰宅することができて本当にうれしいです」と喜びを隠せない様子で語った。
モーさんは9年前にも、ジョゼフと同様の障害をもった娘を亡くしている。
【UPDATE】
帰宅後のモーさんとジョゼフ(4/24)
Windsor Star
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