【続報】出産・中絶を決めるネット投票はアンチ中絶の宣伝だった?
<アメリカ・ミネソタ州>
妊娠18週目の子供を産むべきか中絶するべきかをネット投票に委ねた夫婦に対し、投票騒動は中絶反対をアピールするための宣伝だったのでは、との疑惑が浮上している。
ブログで「投票」を呼びかけているアリシャとピートのアーノルド夫婦は、自分たちをリベラルと称し、中絶には反対しない旨を語っていたが、ピートは過去、明らかに「中絶反対派」であると見られる発言をネットに残していた。
その一つとして、過去にピートは「The Pete」の名で中絶反対派のブログ「Always Right, Usually Correct」のライターを務めていたことがある。
また、「Daily Kos」というリベラル系サイトが運営する百科事典の、「中絶賛成」の定義を以下の文章に書き換えている。
「『中絶賛成』という言葉は、女性の、胎児を殺害する権利を擁護する人々により用いられる。
女性は胎児を殺害することによって、妊娠を続けるかいなかを決定する権利を有する、という意味。
『堕胎賛成』も参照のこと」
以上のようなことから、ピートはアンチ中絶派である可能性が高い。よってこの「投票」も彼らなりのアピール方法と考えられる。投票の結果が「中絶」となった場合、夫婦は突如命の大切さに目覚めたなどと言って、出産するだろう。結果が「出産」の場合は「中絶反対派」の勝利をアピールすることができる。女性は胎児を殺害することによって、妊娠を続けるかいなかを決定する権利を有する、という意味。
『堕胎賛成』も参照のこと」
一方、妻のアリシャは夫婦へ寄せられる非難に対し困惑しているという。先日も、彼女は勤め先のソフトウェア会社から、会社の信用を傷つける恐れがあるとして解雇されている。
Abortion-Vote Couple Insists They're Legitimate (Jezebel)
Woman Who Launched Abortion Voting Site is Fired (KSTP)
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「産むべきか堕ろすべきか・・・決心がつかないので投票で決めます」
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